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患者さんの能動的選択

患者さんが「選べる」ということについて

日本は遅れているのかな

学生時代にそう感じました。



学生時代フランスの病院へ施設見学に行きました。

その施設ではSHB等の装具に貼り付ける柄のついたシートの種類が豊富にあり、

「この柄がいい!」と、患者様が能動的に選択肢できることに衝撃を受けました。

16年前の当時は、少なくとも私の住む県では肌色や透明のSHBが当たり前で

患者さんに「デザイン」の「選択」の余地などありませんでした。

やっと、柄の杖が見られるようになってきたころです。



それから、室内の壁や道具、家具の色、デザインの豊かさに驚きました。

特に印象的だったのが空間認知に関する治療部屋だったと思います。

深い真紅の壁紙の部屋に、患者さんが書いた絵が張ってありました。

以来、色彩環境学にとても興味があります。

例えば高齢者になると、人によっては、床の色によっては

そこに穴が開いているように見えてしまうことがあるなどの危険性や、

色の持つ医学的効果をさらに学べば、家屋評価も、もっと患者様やご家族の立場にたった

一歩すすんだものになるだろうと思います。



また、国によっては治療方法やPTも患者さんが選択できます。

ある国ではWHOで認められた技術・知識を医師やPTなどが得ると、診療報酬の加算になります。

国がその人の技術・知識を認め、証明してくれます。

日本ではPTに開業権はありませんが、その国ではPTに開業権があります。

その技術を得た医師から、その技術を得たPTに処方が出るため、

レベルの高い治療を提供できます。

とはいっても、100人PTがいれば、評価・治療の仕方も100通りだと思います。

しかし、患者様がこのPTでは治りが遅い、満足できないと感じた場合、

一定のレベルをクリアしているPTがすぐにわかるので、

少なくとも同レベルのPTを選択し、違うクリニックへ移ってまた診て貰うことができます。



診療報酬が少し高くなるということは、患者さんの負担が増えますが、

ある技術・知識は保障されているPTが、

患者さんからみて明確であることは大きな利点だと思います。





患者様が普段使う装具にしても、

受ける医療にしても、

一番大事なご本人が能動的に選択できることが

自分の体と向き合い、

少しでも安心し、楽しく過ごしていくために

重要なことではないかな

と思っています

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Summer Tirol

理学療法士

学生時代、19歳にて右RAO(寛骨臼回転骨切り術)を受けました。

理学療法士を目指す中、医療従事者を目指す1人として、1人の患者として綴った日記です。

途中、痛みと試験ですったもんだしますが(笑)、
沢山幸せももらった時間です。


RAOの術後経過だけでなく、医療者側からは見えない患者様の心や体の痛みが届きますように。


患者様や、ご家族、そしてこれから医療の道を目指す方、医療の道にいらっしゃる方、どなたかのお役に立つことができましたら幸いです。

* 16年前のオペですので、プロトコールは現在とは異なると思いますがご了承下さい。

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Author:Summer Tirol
理学療法士

学生時代、19歳にて右RAO(寛骨臼回転骨切り術)を受けました。

理学療法士を目指す中、医療従事者を目指す1人として、1人の患者として綴った日記です。

途中、痛みと試験ですったもんだしますが(笑)、
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